借金整理、本当の話

借金が多すぎる人の最終手段の債務整理。その実際の話を語ります。

債務整理とは?

債務整理というのは、自己破産も含めた借金整理方法の総称なのです。
その中には、自己破産、任意整理、個人再生などがあります。

簡単に説明すると、
自己破産とは、今ある財産と借金を全部まとめてチャラにするというやり方です。
任意整理とは、借りている消費者金融と直接交渉して、利息や元金を減らしてもらったり、毎月の返済額を下げてもらったりすることです。
個人再生とは、破産のように財産をゼロにせずに借金を大幅に減らせる方法です。

どれにするかは自分一人で決めるわけではありません。相談員の方に詳しい自分の状況を知ってもらってから二人で相談して決めます。

まず私のやることは、どこからいくら借りているかを一覧表にすることでした。
そして、自分の財産目録の作成です。
財産と言っても、不動産や車はなく、バイクが一台あるだけだったので、渡された書式を埋めていくだけで、意外と簡単にできました。

それから、借金するようになった経緯をできるだけ詳しく文章にしました。
これは結構大変でした。仕方なく借金してしまった感を出そうとしたからです。
それは見栄を張りたかったのではなく、そう書いたほうがいいと相談員さんに言われたので頑張りました。

また、家計簿をつけるように言われ、つけ始めました。
今までコンビニで買い物をしてもレシートはすべて捨てていましたが、持ち帰る様になったり、いろいろ面倒なことが増えました。
でも、生活をやり直す儀式のようなものと考えて真面目に取り組みました。
この時は思いませんでしたが、家計簿をつけると特に意識してなくても出費が抑えられます。これは良い事に気づいた、借金整理が終わっても続けていこうと思ったのですが、最近はサボっています。
でも債務整理以前に比べて金銭感覚がシビアになったように思うのは、家計簿をつけたことが大きかったんじゃないかと思います。