借金整理、本当の話

借金が多すぎる人の最終手段の債務整理。その実際の話を語ります。

債務整理のススメ

前回まで私の破産した体験を書いてきましたが、正直なところ、破産してホントに良かったです。
なぜもっと早く破産しなかったのだろうと後悔するくらいです。

もし、これを読まれている人で、借金が多額になり返済に苦しんでいる人がいらっしゃるなら、1日も早く債務整理すべきです。
人それぞれ置かれている状況は違うでしょうが、まずは弁護士さんか司法書士さんの事務所に相談すべきです。

相談するときの注意ですが、私のように見栄を張って借金額を少なく言ったり、収入を多く言ったりすると、後で面倒なことになったり、余計に恥ずかしくなるので、最初から恥ずかしがらずに正直にすべてお話すべきです。
借金漬けになった理由が、とても人に言えないような恥ずかしい内容だったとしても、包み隠さず全部さらけ出しましょう。
破産にしても個人再生にしても、最後は裁判所の裁判官の判断になりますので、破産が認められにくい内容であればなおさらです。
弁護士さんとの相談の段階では、内容はまだ裁判所には伝わりません。
そして、裁判所での破産の本番時に備えて、提出する書類の文章のアドバイスもあらかじめ相談員の方からいただけます。
だから、もし、相談の段階で嘘を言っていて、裁判所まで行ってからその嘘がばれてしまったら、裁判官の印象は最悪です。

任意整理することになった場合も同じだと思います。
任意整理を依頼した弁護士なり司法書士の事務所と金融業者が直接話し合いをするわけですから、あなたが依頼した事務所に伝えていたことと相手の金融業者が持っている記録が食い違えば、話はうまくまとまりません。

ですから、相談するときはとにかく正直にすべてお話しするようにしましょう。それがうまく債務整理する近道です。